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まーちゃんの日常
もはや何が書きたいのかわからないブログ。 最近は基本的に怠惰な生活メイン。
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STEINS;GATE(シュタインズゲート)、ようやく終わりましたよ
かねてから評判は聞いていましたが、いやはや……
続きはネタバレのオンパレードと言う名の駄文掲載

ネタバレ回避の方はここで





Postscript
ここからは駄文。感想的な感情の吐露とも言えるかも

クリアしての感想は『面白かった』というよりは『ドキドキした』っていう感じでした。でもこれは、面白かったとほぼ同義と思ってくれていいと思います。
でも実際沢山の場面でドキドキしたんですよ。
脅迫メールが来たところもそうだし、最初にまゆしぃが死んだところもそうだし、フェイリスが記憶を思い出したところもそうだし……。
それにtrueではドキドキの連続でしたしね。

しかし、よく作られてるなぁ……とほんと思いましたよ。関心を通り越して尊敬しますよ。
僕はいわゆるタイムトラベルモノって結構設定に疑問を感じちゃったりするんですよ。でもこの作品はそれが他の作品に比べて少なかったですよね。それはもちろん、僕自身が知識が少なくて、圧倒的説明に納得させられたっていう解釈もできなくはないんですけど、それだけの設定を練りあげたっていうのが凄いです。資料とかも相当目を通したんじゃないでしょうかね。

あとキャラのインプットの仕方も凄いですよねー。世界軸を飛び越えて行く中で、微妙にキャラの役割が変わっていっているっていのは非常に面白かったです。結局、名前のあるキャラはみんながSERN、もしくはタイムマシンに関係していたわけですから。正直、小動物は怖かった……w


あとβ世界線の設定

最初にいたβ世界線から、1番最初のDメールでα世界線に移動したわけですから、殆どの時間をα世界線で過ごすわけじゃないですか。ホントに最初のちょっとのシーンだけ、β世界線にいて、でもそこに伏線ビンビンに張り巡らされてるんですもんね。
ジョン・タイターの言ってたことなんてその典型じゃないでしょうか。
最初にオカリンがいたβ世界線では、ジョン・タイターは2000年に現れていて、予言の内容も違っていた。β世界線ではSERNによるディストピアではなくて、第三次世界大戦が起こるということでしたもんね。
そしてオカリンはα世界線に移ってきて、そのことをジョン・タイターにも言いますが、α世界線の未来は、SERNによるディストピアっていう未来。そして当然、それを変えるために鈴羽は2010年にやってきたわけです。
ここで(少なくとも僕は)完全に、2036年に第三次世界大戦が起こるっていうことが頭から抜け落ちますもんね。なまじα世界線にいる時間が長いですから。
まぁこれは最後のtrueで解決していくわけですが、2つの世界線、2人のジョン・タイター、そして観測者であるオカリンは1人。この辺りのインプットは流石という感じ。


後はキャラについて、まずはオカリン

彼は非常に人間っぽさっていうのがある描かれ方をしてるなーと思いました。厨2病の鳳凰院凶真という皮を被ったひ弱な人間。1番人間っぽいなーと思ったのが何度もループを繰り返してるところでしたね。何度もまゆりが死ぬところを目の前で見て、現実逃避を図るっていうのは、個人的には非常に親近感を覚えました。結構ギャルゲーとかエロゲーの主人公って、そういうめげるというか、逃げ出したくなるような状況でも立ち向かっていくじゃないですか。まぁ結局オカリンも最後は立ち向かうんですけどもw

なにはともあれ、僕はオカリン大好きです。宮野大好きです。抱いて欲しいです。
優しく「まゆり……」って呼ぶとことかやばいですよね。もうまゆりに嫉妬せざるを得ないですもん。ハンカチ噛んで「キーッ!」ってなもんですよええ。

続いてまゆり

こういうアホの子っていうのは、その実しっかりしているっていうパターンが多いですが、まゆりもその典型的な子。
実は途中から「トゥットゥルー♪」が少しうざく感じていたんですけど、まゆりが最初に死んでしまったときにそのこと心のなかで平謝りしてました(誰にだ)
でも正直まゆりは助けられる側でいる時間が非常に長いので、結構損をしているかも。まゆりを助けるためにオカリンが奔走するわけで、そこにまゆりが関わってくることは少ないですもんね。結局その一緒にいる時間が短かかったっていうのがまゆりルートにつながるわけですが。うーん、うまく出来てる。

続いて助手

正直「なんだこの可愛い生き物……」状態。いちいち可愛すぎるぜ助手よ。
特に可愛いなーって思ったのがメールの内容とか。もう完全にオカリンのこと好きで好きでたまらない! っていうのが徐々に見て取れるのははっきりいってニヤニヤもの。あと
ヽ(*゚д゚)ノカイバーとかもヤヴァイw
基本的にアドバイザーっていうポジションだけど、最後の最後でβ世界線に戻れる! っていうところで、β世界線では助手は死んでいるっていうことを思い出させる構成も見事。いや、まぁ正直忘れようがないっちゃそうかもしれないんですけど、僕はすっかり忘れてたもんでw だってα世界線での時間がry
しかしまさか最後のtrueで助手を助けることが第三次世界大戦を止める鍵っていう設定もビックリでしたね。言い換えればご都合主義とも取れますが、僕なんかは1人で盛り上がって「うおおおおおお!」とか思ってましたw
エンドロールの途中で電話がかかってくるっていう演出もなかなかニクイですよねー。
最初のオカリンが聞いた悲鳴が2番目のオカリンの悲鳴だった――とか、蓋を開けてみると「なるほど……」って感じ。メタルウーパのバタフライ効果もゾクっとしましたよ。
でもここで僕が納得出来ていないところがあって、それがオカリンがドクター中鉢に刺されるところ。アトラクタフィールドによって結果が収束するなら、助手が死ぬっていう結果に向かっていかないとおかしくないのかな? っていうこと。オカリンがドクター中鉢に刺されるところでは、助手が間に入って、ドクター中鉢に刺されるのが自然な気がしてしまいました。まゆりがどうあっても死んでしまったように、助手も死ぬっていう結果に向かっていかないといけないくないのかなーっていう……。そこが、僕の感じた違和感ですね。

※下記追記
この瞬間がアトラクタフィールドの分岐点だったということなのかな。オカリンが過去に行って、いろいろするのことによって分岐っていうのが話の筋だった気もするから、そういうことなのかな。でも必要なのことって『血まみれの助手を最初のオカリンに見せて、メールをさせること』とかじゃなかったっけ……。この段階ではまだ最初のオカリンは登場もしてないしなー。ここいらで自分で咀嚼して嚥下するのも限界かw

――追記ここまで――

結局すべてがうまくいって、シュタインズ・ゲートに到達して、助手と再会したときに「クリスティーナ!」って声をかけて、「クリスティーナでも助手でもないわ!」っていう問答をしたときにお互いが「「え?」」って言っていたところで僕も鳥肌ゾワゾワきたから許す。



この作品のメッセージは最後に集約されていたと思います。未来はわからないもの――これから創っていくもの――足掻いて、もがいて、苦しんで、自ら掴みとるもの――確定なんてしていないということ――こんなところでしょうか。少なくとも僕はそう感じました。もちろん、仲間の大切さっていうのも忘れちゃいけませんね。

その仲間の代表格のダルについてですが、彼はとても粋な男だと思います。結局オカリンのことよくわかってくれていますし。オカリンの本気の頼みなら、文句を言わずに聞く。とても友人想いで、素敵です。もちろんHENTAIではありますが、それは彼の粋な部分を際立たせる一種のスパイスのようなものかとw

そんなダルを虜にしていたフェイリス
彼女の送ったDメールは、ある意味で1番大きな(というか目に見えて大きなと言い換えるべきか)変化をもたらしました。正直あまり好きなタイプのキャラではなかったのですが、思ってた以上に可愛くてドキドキしました。取り消しのDメールを送って、ギュっとしてたオカリンとかマジでグー! 最高や。――って、これだとオカリンをメインに見てるような。まぁ好きなものはしょうがない。

そんなオカリンを好きなルカ子
彼女(彼?)はあまり(というか全然)好きになれなかったキャラですねー。僕画伯大好きなんですけど、特別彼女のお話も記憶にはないですし……w
まぁこれは僕が、いわゆる男の娘を好きではないっていうのが主でしょうね。
ちなみにお話としては恋と友人を秤に掛けるような形と言ったところ。

それから指圧師
彼女個人のエンディングはありませんでしたが、彼女のルート的なところもありましたね。かなり長い時間オカリンには恨まれ続けてて、避けられて(畏怖とも言える)いたので、中盤はあまり出番のなかった指圧師ですが、彼女もまたSERN(彼女の場合はFB)に踊らされていた人というわけですが、途中から被害者面されてもちょっと――という感じもする。その割にはあまり彼女の過去が掘り下げられることもなかったし。だからあまり印象には残っていないかなぁ。
でも小動物が指圧師を刺したり、「25年後にお前を殺してやる」ってオカリンに言ってたところなんかは非常に印象的だった(というか普通に怖かった)。
メールの文面差し替えたことにしたって、その内容にしたって、実際その場でIBN5100がなくなった時点である程度は想像がついたし。その後、指圧師がラウンダーっていう位置づけであることがわかった段階で「あー、じゃあやっぱそうだな」ってなったし。

最後に鈴羽
彼女は結構なキーパーソンですよね。α世界線でもβ世界線でも。
言い換えるとトラブルメーカーっぽくもありますがw
結局どちらの世界線にしても、彼女らのわがままで未来を変えて欲しいって過去に来てるわけですからね。幸せの最大公約数を取ったら、そりゃそうなるのかもしれませんが、まぁ手厳しく言えばわがままだと僕は思います。特にβ世界線では。
α世界線では、SERNがディストピア構築のために、実際に過去へ行って、自分らの都合の良い方に手を加えていっているので、介入するためにタイムトラベルしてきたっていうのは、正当防衛っぽくもありますが、β世界線では、タイムマシン開発競争激化の中で、核戦争に発展したっていうわけですから、別にタイムマシンを使って過去に手を加えるのは正当防衛にはなってないですよね。
そして結局彼女はダルと誰の娘なんでしょうか……。顔立ちが整っていたりする描写を鑑みるに、ダルの相手はやっぱり美人さんなのかなぁとか考えると、ダルマジリア充。

ここまで長々とすいません。もうすぐ終わります。
個人的に先に述べたアトラクタフィールドのところ以外にも少し「んー?」っていうところがあるんでそこについてちょっと言及。
基本的にはエシュロンに関することなんですけど、IBN5100を使って、SERNのデータベースにクラッキングするじゃないですか。そんでβ世界線に戻ってくるわけですけど、7月28日に送ったDメールのデータを削除することで、どうして戻ってこれたんだろうっていうことです。
SERNは最初のDメールを探知して、未来ガジェット研究所に目をつけるわけじゃないですか。そのDメールを見て、ラウンダーを派遣したりなんだりしたんですよね? 仮に最初のDメールのデータを削除したとしても、既にSERNには存知されてはいると思うんですけど……そこのとこはどうなんでしょう。
だから僕はてっきりエシュロンをどうにか手段を講じて無力化して、最初のDメールをバレないようにするのかなーとか思っていました。確かエシュロン青森にあるとか言ってた気がするんで、助手の父親の話と一緒に青森行って解決するのかなーとか。


少し否定的なことも書いたりしましたけど、実際凄くハマってましたよ。結局フルコンするのに30時間以上(1週目はフラグの管理とかまったくしてなかったんで6章END後に、最初からやり直ししたので)と結構時間かかったわけですが、物語に魅了されていたので、全然苦痛に感じませんでしたしね。むしろどんどん先が気になって気になってどんどんクリックしていってましたし。
『おそらくこうだろう』っていうのと『えっ?』っていうのが3:7くらいで、そこそこ先の展開が読めるんだけど、なまじ読んでしまったがために、それが全然違ったときに余計にびっくり! っていうのは少しあったかもしれませんね。いい意味で裏切られるというか。でもOPのネタバレ率の高さもちょっと気にはなりましたが。ゲルまゆしぃはダメでしょwww
そして、今こうやってクリア後に自分の中の気持ちの整理的な意味も含めてこの文章書いてますけど、この作業も楽しいですもん。
……まぁ、えらく長くなってしまったなぁ、とは思いますが……w

くっ……! この長文も”機関”の罠だというのか!?
だがしかし、この文章に目を通してくれた人が少しでもいたのなら、それこそが運命石の扉の選択というこだ!

エル・プサイ・コングルゥ……!  ノシ
 
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