日常的な運命

『僕の小規模な奇跡』読み終わりました
今作でも健在だったイルマッティーワールド（作者である入間人間氏の持つ独特の世界観の意）

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』でもそうですけど、どうにもこの方の書く作品には変わり者しかいませんねぇ
まあ物語を書く上で、特異なキャラクター性を持った登場人物を配置するのは当然にしても、やっぱり擦れすぎかなぁ。私はそこが好きなんですけどね

みーまー８巻のあとがきで作者が言っていた”群像劇”
この作品もエピローグとモノローグを除けば主人公とその妹の視点が入れ替わり、交互に場面が描写されていました
別視点だと違った見え方がして面白い”群像劇”
多分私は好きなんでしょうね
エロゲでも「カタハネ」とか「Ａｓｔｅｒ」とか面白いなーと感じましたから、好きなジャンルなんでしょうなぁ

本編の感想としては、面白かったと思います
殺伐とした感じは、少し抜けてるかな
それでも血は出るんだけどもｗ
他の作品と違って読了後は……なんていうのかな
ほっこり？　する感じ
自分の人生にもなにか、他の誰かに影響を及ぼしているのかなーっていう錯覚に襲われる
実際はそんな大した人生じゃないだろうけど
感化されすぎってのは良くないからね

ハードカバーだとラノベと違ってイラストがないので、登場人物を頭の中で形作るので、人それぞれのキャラクターが生まれるのではないかと
そういうのも面白いですかね

エピローグで語っている人物の考え方とかっていうのは、少し自分に近いものがありましたし
でもハードカバーってことを考えると少し物足りないかなぁ、値段的に
１６００円ですから、少なくともラノベ２冊は買えますしねぇ
『僕の小規模な奇跡』を１冊読むならば『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』２冊読んだほうがやっぱりお得感を覚えてしまう
実際２冊読んだほうが得なのかもしれないけどねーｗ

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～気になること～

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で～れ～つんでれ～♪

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お嬢口調とは……実にけしからんっ！（何がｗ
しかし某ブラザーズ……反省の色なしだな！
いいぞ、もっとやれ！ｗ

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実は今日日曜だと思ってました
頭の中毎日日曜なんですかねぇｗ
あながち間違ってないような気もしますがｗ

閑話休題

最近読んだ本は
『嘘つきみー君と壊れたまーちゃん』
↓
『カラマーゾフの兄弟』
↓
『僕の小規模な奇跡』
↓
『電波女と青春男』（予定）

ドフトエフスキーがまぎれてますが、他は全て入間人間氏
まだまだブームは続きそうですな

それでは　　ﾉｼ

僕の小規模な奇跡
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